前回は、グレイヘアに踏み切った理由についてお話ししました。
今回は、実際の方法の模索から実行についてお話します。
▶ 前回の記事はこちら
「グレイヘアへの道① ~思い切れた理由~」
30代から続けてきた白髪染め
30代から白髪染めを始めて、気づけば20年以上。
「もうそろそろやめたいかも」と思いながらも、
どうしたらいいのかわからない。そんな時期が長く続いていました。
今回は、私が白髪染めをやめたいと思い始めてから、
イヤリングカラーやインナーカラーという存在を知り、
「これなら私にもできるかもしれない」と感じるまでのお話です。
まず、2018年にアナウンサーの近藤サトさんが
グレイヘアを公表されました。
私は「かっこいい」と思ったものの、
自分でやるのは無理だろうと、その時はあきらめていました。
その後、はっきりした時期は曖昧ですが、
2020年くらいから若い方の間でインナーカラーが
流行り始めたように思います。
髪の内側だけ色を変えるあのスタイルです。

ただ、最初に目についたのは赤や青、ピンクなどのはっきりした色。
芸能人か大学生のもの、というイメージで、私にはまったく別世界の話でした
イヤリングカラーとの出会い
その後、徐々にバリエーションが増えてきたのでしょうか。
耳の上だけ一筋色を変えるイヤリングカラーや、
インナーとは反対に表面だけ色を変えるアンブレラカラー
というものも知るようになりました。
それまでも、いわゆる「メッシュを入れる」
スタイルは知っていましたが、私の中では、
茶髪に金色の筋が入っているような、
派手なものというイメージで、自分には論外でした。
ところが、こうした部分カラーは思っていたよりずっと自然。
しかも色味によっては、職場でも違和感がなさそうに見えたのです。

美容師さんに相談してみたけれど・・・
2022年から2023年くらい。
ぼんやりと「白髪染めに疲れた。やめたい」と思い始めた私は、
まず美容師さんに相談しました。
半年ほどかけて、3つくらいの美容院でその話を持ち出してみたのですが、
みなさん不賛成でした。

理由は主にこの2つです。
- 実年齢よりずっと年を取って見えるから、絶対に後悔する
- 白髪染めは強い薬剤で深く染めているので、簡単には取れない
確かに美容室でも、「カラー」と「グレイカラー(白髪染め)」は分かれています。
グレイカラーは白いものを黒くするため、色素の分量が多く、
髪の内部にしっかり色が残るように作られているそうです。
30年近く白髪染めを繰り返してきた私の髪は、
もう黒くしておくしかない。
どうやら、そういう判断だったようでした。
普通のカラーでは、私のように白髪率が高いときれいには染まらない。
かといって、長年の白髪染めをブリーチで落とすとなると、
髪がどうなるか保証できない。複数回やっても茶髪止まりかもしれない。
髪へのリスクと成功する確率から考えると無理な話で
やるなら、黒と白の境目がぱっつり出るのを我慢するしかないと言われました。
それはそれで納得でもありましたし、その頃の私はまだ、
そこまで気持ちが固まっていたわけでもありませんでした。
なのでその時は、
「仕事をリタイアしてから、ぱっつり移行に挑戦しようかな」
と考えていました。
2023年4月 部分カラーとの出会い
そんな中、職場に黒髪ストレートの少し若い方が異動してきました。
その方が、イヤリングカラーを入れていたんです。
黒髪の中に、耳の部分だけすっとベージュが入っている。
でもその部分を襟足に向けて髪の下でぎゅっと結んでいたので、
ぱっと見は黒髪のままに見えるんですね。
しかもベージュなので、ちらっと見えても全然派手ではありませんでした。
私がその頃から気づき始めただけなのかもしれませんが、
その頃にはインナーカラーもイヤリングカラーも、
以前より落ち着いた色味のものを職場でも見かけるようになっていました。
さらに、男性で前髪の半分だけ白い方がいらしたんです。
「ここだけ白髪でー」と笑っていらしたのですが、
それがなんだか少しおしゃれに見えました。
そこで改めて自分の髪をよく観察してみると、表面と耳の上は真っ白。
白髪率はほぼ100%です。
一方で、中のほうは白髪率70〜80%くらい。
もしかしたら、この「一部分だけ色が違って見える方法」は、
私にも使えるのではないか。
そう思い始めました。
2023年夏 まずは何から始める?
行動を始めようと思ったものの、その時の私の髪はまだ真っ黒。
でも、グレイカラーを取るのが難しいのなら、
まずは**白髪染めをやめてみればいいのでは?**と考えました。
完全に素人考えです。
でも美容院では、「染まりません」と言われてしまう。
今になって思えば、それは
「まったく染まらないからできない」という意味ではなく、
美容師として、ムラなくきれいには仕上がらない
という意味だったのではないかと思います。
もともと頭頂部や生え際のリタッチは自分で適当にやっていましたし、
全体染めでも何とかなるのではないか?
そう考えた私は、本当にグレイカラー以外では染まらないのか、
自分で試してみることにしました。
やってみたら意外と染まった
少し伸びたところに試してみたら、意外と染まりました。
もちろん、今までの白髪染めのようにきっちりとは染まりません。
でも、境目がぱっつりというふうには見えなかったんです。
最初はおしゃれ染めの濃いめのカラーで試しました。
そのうち「サロンに行くより安いし」と思って、
いろいろな種類や色を買って、伸びてくるたびに試すようになりました(笑)。
赤みのある色が苦手なので、できるだけアッシュ系、
あるいはカラーバターのグレイ系。
最終的には、カラーバターの濃いグレイで染めて、
少しずつ薄くしていく方向に落ち着きました。
2週間に1回のセルフカラー生活
リタッチとはいえ、染めるのは頭頂部だけではありません。中の部分までです。
耳カバー、ビニールのケープ、手袋も用意して、2週間に1回のセルフカラーです。
これは正直、根気のない方にはおすすめしません(笑)。
あと、完璧を求める方にも向かないと思います。
大事なのは、
「私の頭なんて、誰もそんなにじろじろ見ていない」
というマインドかもしれません。
たとえ美容師さんが街で私の頭を見かけたとしても、
向こうは知らない人ですから大丈夫。
そんなふうに思って乗り切っていました。
“白髪ぼかし”という言葉を見かけるように
そんな感じで始まった脱白髪染めですが、この頃から美容室でも
「白髪ぼかし」
「脱白髪染め」
といった言葉を見かけるようになってきました。
それを売りにする美容室も出てきて、私もかなりネットで調べることになります。
ここから先は、
「じゃあ実際にどうやって移行していったのか」
という、次の段階の話につながっていきます。
次回③:「白髪ぼかしは向かない」
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