「60代、フレイルを考える④」|人とのつながりと“お口の健康”も大切でした

健康

【フレイルを考えるシリーズ】
①|何もない場所で、突然転んだ日
②|フレイルは戻れる?
③|今からでも遅くない、“栄養”と“運動”の話
④|人とのつながりと“お口の健康”も大切でした←この記事


前回はフレイル予防について
「栄養」と「運動」をお話しました。

今回は社会参加やその他について調べてみました。

フレイル予防③「社会参加」

人とのつながりも健康のひとつ

フレイルというと、
筋力や栄養の話ばかりを想像していました。

でも調べてみると、
「社会参加」も、とても重要だそうです。

人との関わりが減ることは、
実は健康にも大きく影響すると言われています。

社会的フレイルの高齢者は、
そうでない人と比べて、

  • 要介護になるリスク
  • 死亡リスク

も高くなるという報告もあるそうです。

確かに、

  • 外出しない
  • 誰とも話さない
  • 予定がない
  • 役割がない

状態が続くと、
気力も落ちてしまいそうですよね。

さらに、

  • 認知機能低下
  • 抑うつ状態

にもつながりやすいと言われています。

「社会参加」は特別なことじゃなくていい

ただ、
社会参加と言っても、
何か大きな活動をしなくてはいけないわけではありません。

  • 友人と話す
  • ランチに行く
  • 趣味を持つ
  • 近所の人と会話する
  • 家の役割を持つ
  • 推し活をする(笑)

そんなことも、
立派な社会参加。

「誰かと関わる」

それ自体が大事なんですね。

私自身、
仕事をしていることもありますし、

推し活や旅行、
友人との食事などで外に出る機会があります。

正直、
これがなかったら、

このヲタク気質
かなり家にこもっていた気がします。

特に60代以降は、
仕事を辞めたり、
子育てが終わったりして、

人との関わりが急に減る方も多いですよね。

だからこそ、
意識的に外へ出たり、
人とつながることが大切なのかもしれません。

最近は、
地域の「通いの場」など、
高齢者向けの交流の場所も増えているそうです。

でも私は、
もっと気軽なものでもいいと思っています。

「楽しいから出かける」

「会いたい人がいる」

それだけでも、
十分意味があるのではないでしょうか。

お出かけにはお一人様もオススメ

”人との関わり”だと
”誰かがいないと成り立たない”

と思っていませんか?

出かけるのは別に誰かに会いに行く
目的だけではありません。

私は舞台やミュージカルヲタクでもありますが

必ず誰かと約束して観劇するわけじゃないんです。

これ”ミュヲタ”と呼ばれる人は
みんなそうじゃないかな?

一人で行ける時に行きたい公演に
行くんです。

もちろんその先で
”あ、今日来てたんだー”なんて

感じになります。

それも最初から知り合いだったわけではなく

あの方よく見るな
とか
同じ人のファンなのかな?

なんて思って話しかける。

そんなことで知り合いになっていくんですよね。

江口のりこさん主演の

「ソロ活女子のススメ」というドラマがあります。

これ、オススメですよ。

”ソロ活”を楽しむ様子や
先々での知らない方との交流など

行きたいところがたくさん。

交流の中で変わっていく様子も見えて
名作だと思います。

実際、私も何箇所か行きました。

最近シニアの方で
一人旅を楽しまれる様子をブログにしている方もいますよね。

”ソロ活”とは言いますが
社会参加の一分になると思います。

だから友達はいなくても大丈夫です。

自分なりのスタイルで
社会とのつながりを切らない事が大事。

フレイル予防「口腔ケア」

「オーラルフレイル」って聞いたことありますか?

最近は、
「オーラルフレイル」という言葉も、
よく聞くようになりました。

これは、
お口の機能が少しずつ低下していく状態のこと。

例えば、

  • むせやすくなる
  • 固いものが食べにくい
  • 口が乾く
  • 滑舌が悪くなる

など。

「歳のせいかな?」

で済ませてしまいそうな小さな変化ですが、
実はこれもフレイルにつながるサインだそうです。

だってちゃんと食べられないと
栄養も取れませんものね。

さらに、

  • 歯が少なくなる
  • しっかり噛めない
  • 歯科受診をしていない

なども、
フレイルの関連因子として知られているとのこと。

口の機能が低下すると、
食事量が減ったり、
栄養不足になったりして、

身体的フレイルにもつながっていくんですね。

つまり、
「お口の健康」も、
全身の健康とつながっているということ。

歯科健診や口のトレーニングも大事

フレイル予防では、

  • 定期的な歯科受診
  • 義歯の調整
  • 口や舌のトレーニング

なども大事だと言われています。

有名なのが、
「パタカラ体操」。

「パ・タ・カ・ラ」と発音することで、
口や舌の動きを鍛えるトレーニングです。

最初は、
“こんなので変わるの?”

と思ったのですが、

調べてみると、
飲み込む力や滑舌の維持にも役立つそうです。

早口言葉なども、
実は口のトレーニングになるとか。

そう言われると、
なるほどですよね。

私は”歯”が弱く
幼少期から苦労してきました。

神経の無い歯も多数。

昔の治療が駄目になり
かと言って前歯に金属を入れるわけにも行かず

歯に一体いくらかけたのか・・
計算すると怖い(笑)

ですから3か月に1回の歯科健診は
必ず受けるようにしています。

今のところ大きな問題はありませんが、

「ちゃんと噛める」
「普通に話せる」
「むせずに食べられる」

そんな当たり前のことも、
年齢とともに意識していかなくてはいけないんだな、
と改めて感じました。

フレイル予防「その他」

その他にも大事なこと

持病のコントロールも大事なことの一つです。

糖尿病や心疾患など、
慢性的な病気はフレイルとも深く関係しているそうです。

また、
薬の飲みすぎや、
副作用にも注意が必要とのこと。

高齢になると、
複数の病院にかかり、
薬の数が増えていく方も多いですよね。

もちろん必要な薬もありますが、

「この薬、本当に必要かな?」

と時々見直すことも大切なのかもしれません。

さらに、
感染症予防も重要。

高齢者は、
風邪や感染症をきっかけに、
一気に体力が落ちてしまうこともあるそうです。

最近は、

  • インフルエンザ
  • 肺炎球菌
  • 帯状疱疹

などのワクチン助成を行っている自治体も増えています。

手洗いや睡眠、
体調管理も含めて、
日頃から気をつけていきたいですね。

私の父は
腸炎で高齢のため入院

入院した病院の他の部屋で
コロナが発生したため部屋から出ないように言われる

自分もコロナ感染

このような経過で
1週間の予定だった入院が4週間になり

すっかり足が弱ってしまいました。

フレイルまっしぐらの例そのものです。

こういうルートにも
気を付けなければならないと強く思います。

まとめ|“元気でいる”は、体だけの話ではない

今回調べてみて、

フレイル予防は、
単に「筋トレを頑張る」という話ではないんだな、
と改めて感じました。

  • 人と話す
  • 出かける
  • 笑う
  • 趣味を持つ
  • ちゃんと食べる
  • しっかり噛む

そんな毎日の小さなこと全部が、
つながっているんですね。

特に「社会参加」は、
もっと特別なことを想像していました。

でも、

「楽しいから出かける」

「好きだから続ける」

それだけでも十分意味がある。

推し活も、
旅行も、
ソロ活も、

“健康のため”

というより、
“楽しみの結果”

なのかもしれません。

そして、
オーラルフレイル。

「ちゃんと噛める」
「普通に話せる」
「むせずに食べられる」

そんなことまで、
年齢とともに意識しなければいけないんだな、
と少し驚きました。

さらに、
持病や感染症なども、
フレイルに大きく関わっている。

本当に、
いろいろなことがつながっているんですね。

父の入院後の様子を見ても、

“少し動かない”

ことが、
一気に体力低下につながる怖さを感じました。

「まだ大丈夫」

と思える今だからこそ、

少しでも意識して、
出来ることを続けていきたい。

そんなふうに思っています。


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