これは、今から約25年前の話です。
当時の私は、まさか自分が大きな手術を受けることになるなんて、想像もしていませんでした。
子育てと仕事に追われながら、なんとなく続いていた体の違和感。
それがある日、はっきりとした形で現れます。
今回は、私が「変形性股関節症」と診断され、手術を決断するまでの話です。
※当時ホームページに書いていた記録をもとに、今の視点も少し加えてまとめています。
当時は相当調べて細かく書きましたが、あえて医学用語などはあまり使用していません。
変形性股関節症とは
「変形性股関節症」それが私についた病名なんですけど、ご存知ですか?
ちなみに私は、自分がそうと診断されるまで全然知りませんでした。
股関節は、大腿骨の頭の丸い部分が骨盤側の“お椀”にうまくはまって動いています。
その「お椀」の部分が浅かったり足りなかったりするのが、臼蓋形成不全です。
もともと骨の形に問題があるところに、長年体重をかけて歩くことで、
その形がさらに悪くなっていきます。
状態によって、初期 → 進行期 → 末期に分けられます。
治療方法は保存療法か手術療法。
手術には
・自分の骨を使う方法
・人工関節を入れる方法
があります。
人工関節は耐用年数があるため、若い人には勧められにくく、
できるだけ自分の骨を使う手術が選択されます。
ただし場所が場所だけに、入院もリハビリもとても長くなる手術です。
始まりは赤ちゃんのころ
私は覚えていないのですが、赤ちゃんのころ、母が違和感に気づいて整形外科を受診していました。
ところがその医師は
「太っているから足が開かない」
と言ったそうです。
今思えば驚きですが、そのまま成長。
私は元気いっぱいで、小さいころは何の問題もなく走り回っていました。
最初の違和感は「ひざの痛み」
初めて慢性的な痛みを感じたのは、股関節ではなくひざでした。
バスケットに明け暮れていたのに、痛くてできなくなり、
それから約15年、痛みと付き合うことになります。
何十件も病院に行っても「異常なし」。
痛いときは眠れないほどなのに、
平気なときはスキーもできる。
そのうち私は、あきらめるようになっていきました。
初めての股関節の痛み
1人目の妊娠中、臨月で初めて股関節に痛みを感じました。
でも診断は「よくあること」。
出産後は痛みも消えたため、深く考えませんでした。
2人目のときも同じ。
今思えば、この時点でちゃんと検査していれば違ったのかもしれません。
日常に紛れていた異変
2人目が3歳になったころ、長く歩くとびっこをひくように。
「足どうかしたの?」と聞かれるようになりました。
でも
・仕事はできる
・家事もできる
・ディズニーランドも行ける
👉だから後回しにしてしまった
これが現実でした。
それは突然やってきた
ある日、お風呂から上がろうと湯船をまたいだ瞬間
激痛
「足が外れた」と思いました。
自分でパンツもはけない状態。
翌日病院へ。
そして初めて股関節のレントゲンを撮りました。
街の整形外科の先生曰く
「相当悪い状況だよ。紹介状書くから大きい病院行って。」
診断と現実
すぐに大学病院へ。
結果は
👉進行した変形性股関節症
医師から言われたのは
「この病気は良くなることはありません。治らない病気です。」
一瞬、耳を疑いました。
治らない。

でも少しでも良くするには
👉手術しかない
ただし
・できる手術は限られている
・うまくいく保証はない
なので
👉筋肉をつけて進行を遅らせるしかない
という説明でした。
小さい子どもを抱える身としては、
手術は現実的ではない選択でもありました。
迷いと現実(3人目の妊娠)
そんな中での妊娠。
当然、足への負担は増え、状態は悪化。
産後はさらに痛みが強くなり、歩き方も変わっていきました。
そして「末期」と言われる
末っ子を産んだ後、夜も眠れない日があるほどの痛み。
私は病院を探しまくりました。
そして、股関節手術で有名な医師に診ていただけることになりました。
転院先での診断は
👉「末期」
医師からは
・今が自骨手術の限界
・このままではもたない
と告げられました。

自骨か、人工関節か
選択は2つ
① 人工関節
② 自骨手術
どちらも簡単な選択ではありませんでした。
家族会議
子どもは12歳、6歳、1歳。
私はフルタイム勤務。
母が毎日実家から通い、
夫は夜と朝を担当。
家族全員で支える体制を作る必要がありました。
手術を決断
最終的に選んだのは
👉自分の骨での手術
理由はシンプル
👉将来のため
そして
👉「やってみればなんとかなる」
今振り返って思うこと
当時は、とにかく目の前のことで必死でした。
子ども、仕事、生活。
どれも手放せない中での決断。
でも今思うのは
👉もっと早く気づけていたら
そして
👉それでも、あの時の自分はよく決めた
ということです。
次回
次は、手術の決断から手術前の準備について書いていきます。
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