更年期が終わったらどうなるの?女性ホルモンと体の変化

健康

女性の一生は、ホルモンの変化とともに大きく姿を変えていきます。

小児期、思春期、性成熟期、更年期、そして老年期——。

こうして言葉にすると、なんだかあっという間に感じてしまいますよね。

そしてふと考えるのです。
「更年期が終わったら、もう老年期なの?」と。

正直、ちょっと複雑な気持ちになります(笑)。

でも実はこの“更年期のあと”の時期、
ただ衰えていくだけの期間ではありません。

むしろ、長い間私たちの体を支えてきた女性ホルモンが役目を終え、
これまでとは違う形で“新しいバランス”に入る時期でもあるのです。

その一方で、体や見た目の変化に戸惑うことも増えてきます。
「なんでこんなに変わるの?」と思うこと、ありませんか?

その理由の多くは、実はたった一つ。

——女性ホルモンの変化です。

今回は、そんな体の変化をちょっと冷静に、整理してみたいと思います。

女性の一生の変化とは?

女性の一生の変化を言葉で表すと
小児期→思春期→性成熟期→更年期→老年期 と言うそうです。

ということは、更年期を過ぎたら老年期?じゃあ私は老年期?

そりゃそうか・・・

更年期って「若い」?

50歳くらいの時、整形外科で働いている友人が、
患者さんのお年寄りに
「最近更年期でつらくて」と愚痴ったら

「まー更年期!若いわねー!」と言われたと、みんなで笑ったことを思い出しました。

皆さん、更年期は女性ホルモンが最後の抵抗を見せている時期なので、
色んな意味で上がったり下がったり、

多かれ少なかれつらい思いをしてきたのではないでしょうか?

でも女性ホルモンが揺らいでいる時期というのは、
女性ホルモンがまだあるってことですから、

「若いわね」もあながち間違いじゃないですね。

女性ホルモンの変化

20歳前から、20年以上も波のようなリズムを刻んできた私たちの体は、
45歳くらい~55歳くらいの10年間はその波がうわーっと激しくなって、

更年期も終わる55歳くらいからは、つーーーっとごくごく低空飛行になります。

それからは老年期。

今の洒落た言い方では、閉経は「メノポーズ」といいますが、
その後は「ポストメノポーズ」と言うそうです。

「老年期」よりはかっこいいかな。

実は安定している時期でもある

呼び方はともあれ、女性ホルモンがガタガタ言わずに超低空飛行になっているということは、

ホルモン的には安定していると言っても良いわけで、思春期以来初めて味わう安定です。

やたら眠い時期があったり、急に熱くなったり寒くなったり、
お腹が痛くなったりしないし、

温泉に行くのに考えなくちゃいけないことも減りました。

しかも男性ホルモンが今までより優位になるので、アクティブにもなるそうです。

女性ホルモンのすごい働き

考えようによっては悪いことばかりじゃないのですが、
この女性ホルモンってものすごく働き者だったのをご存知でしょうか?

私たちが「女性ホルモン」と言っているのは、
ほとんどが「プロゲステロン」と「エストロゲン」のことです。

両方とも子孫を残すために、性成熟期の女性の体の中で色々と働くホルモンですが、
特にすごいのが「エストロゲン」の方です。

このエストロゲン様(もう、様付けで呼びます)の大きな働きは妊娠の準備ですが、
その他にどんな働きをしていてくれたのか、

エストロゲン様の庇護がなくなるとどうなるか?
怖いことが色々起きます。

エストロゲンが減ると起こること

肌のツヤ・ハリが失われる

エストロゲンはコラーゲンを作らせる働きがあるので、
なくなることによって生産量が激減、密度も荒くなります。

また、そのコラーゲンを束ねて弾力を生み出しているエラスチンの質も低下し、
柔軟性を失い復元力もなくなります。

ヒアルロン酸の合成も助けていますので、水分保持能力も低下します。

私もたるみや乾燥は顔はもちろん身体中に…。
特に冬は体がかゆくて大変です。

骨が弱くなる

エストロゲンは骨の新陳代謝の際に、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。

欠乏により骨密度が大きく低下し、骨の質も悪くなります。

高齢になってから転んで骨折するのは、圧倒的に女性が多いですよね…。

コレステロールの代謝が弱くなる

エストロゲンにはコレステロールの代謝を良くする働きがあります。

欠乏すると、悪玉コレステロール値が上がりやすくなります。

私も同じ生活をしているのに急に上がりました。
主治医はあっさり「あーそれ、しょうがないしょうがない」(笑)

血圧が上がりやすくなる

エストロゲンには血管をしなやかに保ち、広げる作用があります。

欠乏すると血管は固くなり、高血圧の原因になります。

超低血圧だったのに、人並みになりました。
これは私的には高血圧なのかも?

太りやすくなる

エストロゲンは脂肪量が過剰にならないようにする働き、
また食欲を抑制する働きもあります。

欠乏すると当然、太りやすくなります。

私の場合は言うまでもない(汗)
しかも頑張っても痩せない…。

基礎代謝が低下する

エストロゲンには筋肉量の減少を防ぎ、維持する働きがあります。

欠乏して筋肉量が減ると、基礎代謝が落ちます。

もちろん今までと同じ生活で太ります。

自律神経が乱れやすくなる

エストロゲンは自律神経系に対して、
交感神経と副交感神経のバランスを維持する働きがあります。

欠乏は視床下部を混乱させて、自律神経のバランスを崩しやすくなります。

物忘れも?

エストロゲンは記憶力を含む脳の機能にも重要な役割を果たしていると考えられています。

もう言わずもがな…。
時々自分が怖くなる。

エストロゲン様、働きすぎ問題

エストロゲン様、働きすぎでしょ。
過労死するレベルです。

これがガクッと下がって超低空飛行になるんですから、
女性は大変なんです。

こればっかりは男性にガタガタ言われたくありませんよね。

こんな仕打ちに耐えて明るく生きているんです。
褒めてほしいわ。

ちょっと気が楽になる考え方

でも考えてみると、
顔がたるんだのも、太ったのも、物忘れも、

エストロゲン様が手伝ってくれなくなったせいだと思うと、
少し気が楽ではありませんか?

仕方がないこともあると、
のんびり構えましょう。

まぁ、これに負けていない人も中にはいるわけで、
そんな方のことは褒めてあげましょうね。


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