軽やかに旅しよう|宮古ブルーに会いに行く旅|推しが連れて行ってくれた宮古島

誰しも“いつかは行ってみたい場所”があると思います。

私にもいくつか(実は結構たくさん)
そういう場所があります。

いつか、いつかと思いながら、
家事や子育て、仕事に追われるなか、なかなか実現できずにいました。

2024年、還暦を迎えた時、
「これからは“いつか”を一つずつ叶えていこう」と思いました。

そしてまず実現したのが“流氷を見る”こと。

次はどうしようかなーと思っていたところ、
推しが宮古島のオーケストラコンサートのゲストに呼ばれたというニュースが飛び込んできました。

“いつか”のスイッチを推しが押してくれた感じ(笑)。

迷わず宮古島旅行を計画することにしました。

宮古島観光のついでに推し見学も入れることに。

オーケストラコンサートを中日に挟んで、
2泊3日、8月末から9月初めの日程です。

一緒に行く友人は海に潜りたい人なので、
一足先に宮古島入り。
私は仕事の都合もあり、後を追いかけました。

こんな風に現地集合できるのも、大人同士の旅のいいところですね。

【1日め】

当日、羽田空港から直行便で出発しました。

8月、9月となると台風も心配な季節ですが、幸い東京も宮古島も快晴。

空港へ到着すると、もう空気が違う!

当たり前ですが、「南国だ!」と思います。

空港からレンタカーを借りて、まずはホテルへ向かいました。

まずはヒルトン宮古島へ

今回の宿はヒルトン宮古島リゾート

2023年に開業した比較的新しいホテルで、伊良部大橋を望む絶好のロケーションにあります。

友人と部屋で落ち合うと、思わず「いい部屋だね!」。

広々としたツインルームはまだ新しく、とても清潔感があります。

ベッドもゆったりしていて寝心地が良さそう。

洗面台も広く、バスタブとシャワーブースが分かれているので使い勝手も抜群です。

そして何より感動したのが窓の外の景色。

カーテンを開けると宮古ブルーの海が広がり、その向こうには伊良部大橋。

時間によって海の色が少しずつ変わっていくので、つい何度も窓の外を眺めてしまいました。

「部屋に戻るのが楽しみ。」

そう思えたホテルは久しぶりかもしれません。

少し休憩した後、さっそくドライブへ出発です。

海の上を走るような伊良部大橋

ホテルの目の前にある伊良部大橋を渡ります。

広がる海は……なんて表現したらいいのでしょう。

“真っ青”というのも違う気がします。

唯一無二の色だから“宮古ブルー”と呼ばれるのでしょうね。

世界中のブルーが集まっているみたい。

水色、ターコイズブルー、エメラルドグリーン、深い青……見ている間にも少しずつ色が変わっていきます。

橋というより、海の上を走っているようでした。

でも、あの美しさは言葉では、いえ、写真でも伝わらない。

ぜひ実際に見て、感じてほしい景色です。

伊良部島をぐるっとドライブ。

どこから見える海も素晴らしい景色です。

止まって砂浜へ行ってみるのもいいのでしょうが、何しろ暑い!

私はいい景色の中をドライブするのが好き。

他に走っている車も時々しか見かけません。

のんびり景色を楽しみながら走っていたら、一周していました。

来間島でいただく南国のご褒美

続いて向かったのは来間島。

またまた橋で海の上を走ります。

伊良部大橋より少し華奢な橋なので、
より海の上を走っている感覚になります。

そしてここの宮古ブルーは、

また伊良部島とは少し違った色合いのような気がしました。

その時のお天気や太陽の高さでも違うのでしょうね。

だから何度見ても飽きないのかもしれません。

この島はさらに小さな島。

走っていると樹木越しに白い砂浜と青い海が見え隠れし、

時々現れる民家も沖縄らしい白い建物で、まるで外国の風景のようです。

目的地の**「楽園の果実」**は、
その緑の中に「え?ここ?」という感じで溶け込むように建っていました。

宮古島産のマンゴーやパッションフルーツ、パイナップルなど、旬の果物を使ったパフェが人気のお店です。

ここでおやつに名物のパフェをいただきました。

友人は王道のマンゴーパフェ。

私は迷って迷って、大好物の誘惑に負けてパイナップルパフェ。

緑に囲まれた静かなカフェでいただくパフェは絶品でした。

甘すぎず、果物そのものの美味しさを味わえる贅沢なパフェ。

青い空、宮古ブルー、そして南国のフルーツ。

「あぁ、宮古島に来たんだなぁ。」

そんな気持ちになりました。

雲の向こうの夕陽も悪くない

空の青と宮古ブルー、そしてフルーツまで堪能した後は、

「夕陽でしょ!」

ということでホテルへ戻り、ルーフトップバーへ。

冷たいカクテルを片手に夕陽を待ちます。

ところが、あらら……

さっきまでなかった雲に夕陽が隠れてしまいました。

少し残念…。

と思ったのですが、雲の隙間から漏れるオレンジ色がなんとも幻想的。

これはこれで自然が作る絶景でした。

夕陽は毎日違うから面白いのですね。

美味しいピザと静かな宮古島の夜

夕飯はホテルのイタリアンでワインをいただきました。

ここのピザ、本当に美味しいです。

パフェとカクテルの後でも、ペロリと食べてしまいました(笑)。

夜になるとホテルのプールは幻想的にライトアップされ、とても素敵な雰囲気。

エントランスのシーサーもライトアップされ、昼間とはまた違った表情で迎えてくれます。

南国のゆったりした時間が流れるホテルで、一日目は静かに更けていきました。

【2日め】

宮古島に架かる3つ目の橋へ

翌日も晴天。

海の見えるラウンジでゆっくり朝食をいただきました。

沖縄らしくフルーツもたっぷり。

つい食べ過ぎてしまいそうになりますが、この日の午後はコンサート。

その前に、宮古島に架かる3つ目の橋へ向かいます。

目指すのは池間大橋です。

この橋は、昨日渡った伊良部大橋や来間大橋よりも、さらに海に近い感じ。

海の色も昨日見たブルーとは少し違って、
エメラルドグリーンがより強く見えました。

でも、きっとその日のお天気や空の色、
時間によっても違うのでしょうね。

昨日見た宮古ブルーとも違う。

だから橋を渡るたびに「わぁ!」と声が出てしまいます。

池間島もぐるっと一周してもあっという間。

宮古島の魅力は、急いで観光しなくてもいいところ。

好きな景色を見つけたら車を止めて、ぼんやり海を眺める。

そんな時間が何より贅沢でした。

絶景とジェラート

立ち寄ったのは、池間島の人気ジェラート店

**gelato Cafe Ninufa **

地元の素材を使ったジェラートが人気のお店です。

テラス席へ出ると……

「うわぁ……。」

思わず声が出ました。

目の前いっぱいに広がる宮古ブルー。

静かな波の音。

遠くまで見渡せる水平線。

ここがベスト・オブ・宮古島と言ってもいいくらい。

昨日もきれいな景色をたくさん見ましたが、私はこの場所が一番好きだったかもしれません。

朝食を食べたばかりなのに、ジェラートもぺろり。

こんな景色を眺めながら食べたら、美味しくないわけがありません(笑)。

しばらく時間を忘れて海を眺めていました。

島のみんなで楽しむコンサート

名残惜しいですが、本島へ戻ってコンサート会場へ向かいます。

今回訪れたのは、オーケストラによるふれあいコンサート

地元の皆さんが気軽にクラシック音楽に親しめるように開かれているコンサートで、小さなお子さんからご年配の方まで、たくさんの人が集まっていました。

楽器紹介のコーナーでは、

「この楽器はこんな音がするんですよ。」

という演奏もあり、子どもたちも興味津々。

客席全体がとてもあたたかい雰囲気でした。

オーケストラは小編成ながら、しっかりした響き。

そして、その前で歌う推しは、もちろん素敵でした。

でも今回、それと同じくらい心に残ったのが、
宮古島で歌手活動をされている下地美波さんの「宮古ブルーの風」。

透き通るような歌声と宮古島の景色が重なって、旅の思い出にぴったりの一曲になりました。

この曲を作詞・作曲された下地暁さんのお嬢さんだそうです。

旅先では、こんな素敵な出会いがあるのも嬉しいですね。

「今までで一番美味しい」と思ったハンバーガー

コンサートの後は、お楽しみの夕食……ではなく(笑)、

まず向かったのはダグズ・バーガー

宮古島では知らない人はいないほどの人気店です。

オーナーが宮古島の食材に惚れ込み、多良間牛やキハダマグロなど地元の食材を使ったハンバーガーを提供しています。

このハンバーガーがまた絶品。

今まで食べたどのハンバーガーよりも美味しかったー。

お肉の美味しさはもちろんですが、全体のバランスが本当にいい。

人気店なのも納得でした。

今度は完璧な夕陽

ホテルへ戻ると、

「今日は夕陽がきれいですよ。」

そんな雰囲気。

昨日は雲に隠れてしまいましたが、この日は違いました。

少しずつ空がオレンジ色に染まり始めます。

海にも一本の光の道が伸びてきました。

「もう少しだけ見てから部屋へ戻ろう。」

そう思って見ていたのですが……

太陽が少しずつ水平線へ近づくにつれ、空の色が刻々と変わっていきます。

オレンジから赤へ。

赤から紫へ。

海まで色を変えながら、一日がゆっくり終わっていきました。

結局、沈み切るまで目が離せませんでした。

昨日は昨日の夕陽。

今日は今日の夕陽。

同じ景色は二度とありません。

自然が見せてくれる贅沢な時間でした。

心も体もほどけた琉球トリートメント

夕陽の余韻を残したまま、ホテルのスパへ。

思い切って予約した琉球トリートメントを受けます。

沖縄ならではの植物の恵みを取り入れたオイルを使い、ゆっくりと体をほぐしてくれるトリートメントです。

旅先だからなのか。

宮古島だからなのか。

それとも夕陽を眺めた後だったからなのか。

深くリラックスできました。

終わった後もしばらく呆然としていたくらい。

体だけではなく、気持ちまで軽くなったような気がしました。

その後はまたホテルのイタリアンで軽くワインをいただいて、

「あぁ、今日もいい一日だったな。」

そんなことを思いながら、ぐっすり眠りにつきました。

【3日め】

名残惜しい宮古島の朝

最終日はゆっくり朝食を済ませ、チェックアウトまで少し時間があったのでホテルの周りを散歩しました。

昨日まで何度も見た海なのに、朝の光の中ではまた違う色に見えます。

浅瀬は透き通るようなエメラルドグリーン。

少し沖へ目を向けると深いブルーへと変わり、その間をいくつものグラデーションがつないでいます。

「宮古ブルー」とひと言で言いますが、本当はひと言では言い表せない色なのかもしれません。

海を眺めながらゆっくり歩いていると、時間までゆっくり流れているようでした。

そして、いつも通りギリギリまでホテルでの時間を楽しみ、チェックアウト。

名残惜しい気持ちで空港へ向かいます。

帰る前にもう一度、宮古ブルーを

飛行機の時間までは少し余裕がありました。

せっかくだからと、景色を眺めながら島をもう一周。

宮古島は大きな観光地を次々と巡る島ではないように思います。

「次はどこへ行こう。」

というより、

「もう一度あの景色を見に行こう。」

そんな島でした。

車を走らせているだけで、次々と現れる宮古ブルー。

橋を渡るたびに違う色を見せる海。

白い砂浜。

風に揺れる木々。

そして、色鮮やかな南国の花。

何度見ても飽きることがありません。

「何もない」がこんなに贅沢だった

初めて訪れた宮古島。

島自体は一日あれば、3つの橋を渡ってぐるっと回ることもできます。

そして、いい意味で何もない。

青い空と海。

白い砂浜。

樹木のグリーン。

そこへ赤やオレンジの花が彩りを添える。

それだけ。

でも、それだけで十分なんです。

何か特別なアトラクションがあるわけでもない。

買い物を楽しむ街があるわけでもない。

それなのに、こんなにも心が満たされる。

不思議な島でした。

頭の中で考え事ばかりしている毎日。

仕事のこと、家のこと、この先のこと。

そんなことを一度全部横に置いて、ただ海を眺めているだけでいい。

そんな時間が、こんなにも贅沢だったとは思いませんでした。

「いつか」を一つ叶えて

還暦を迎えてから、

「いつか行きたい。」

そう思っていた場所へ、一つずつ行ってみようと思いました。

その最初が流氷。

そして今回が宮古島。

きっかけは推しのコンサートでした。

でも帰る頃には、それ以上に宮古島そのものが大好きになっていました。

世界中のブルーを集めたような海。

沈み切るまで見届けた夕陽。

ゆっくり流れる時間。

どれも忘れられない思い出です。

日本には、まだまだ見てみたい景色があります。

行ってみたい場所もたくさんあります。

「いつか」と思っているだけでは、その景色には出会えません。

だからこれからも、一つずつ。

自分の「いつか」を叶えていこうと思います。

宮古島は、その「いつか」の中でも、きっと何度でも帰りたくなる場所になりました。

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