【2026年盛夏】
去年の夏、私は暑さに参っていました。
どんどん暑くなる夏・・・通勤だけで体力も消耗します。
そしてその時“来年こそは絶対避暑に行く!”と決めました。
2~3日でも涼しい思いができたらかなり違うはずです。
避暑を求めて軽井沢へ
そして今年、
日程的に遠方が難しかったので、
ミニ避暑のつもりで軽井沢へ行きました。
私の最寄りの駅に集合してもらい、車で出かけます。
夏休み期間とあって、
道路はそこここで多少混雑していましたが、
3時間弱で軽井沢へ到着しました。
空には真夏らしい雲、ほぼ晴天。浅間山もキレイに見えます。
で、気が付きます・・・
軽井沢、暑い💦(笑)。
あれ?ここは避暑地では?もうちょっと進めば違うのかな?
と考えながら、まずは腹ごしらえ。
野菜が美味しい「LONGINGHOUSE軽井沢」でランチ
いくつか、知人に聞いたり
評判のよいお店をピックアップしていましたが、最終的に決めたのはここ。
野菜が美味しいレストラン
「LONGINGHOUSE軽井沢」。
野菜ソムリエでもあるシェフが
全国から厳選したお野菜をいただけるレストランです。
店内に入ると、ガラスの向こうに広がるグリーン。
落ち着いた雰囲気で、外を見ながらいただくと森の中で食事しているような感じです。

私は2種類のカレーと、チキンのソテー、サラダバーのセットをいただきました。
スパイシーなカレーと新鮮なお野菜。特にビーツが嬉しかった。
アラカルトで注文した「椎茸のカルパッチョ」は、しっかりと椎茸の味がして絶品でした。
あと、私、チーズケーキにはちょっとうるさいのですが、
デザートのチーズケーキは熱々で最高でしたよ❤。

暑さに負けた鬼押出し園、そして涼しい白糸の滝へ
ホテルに入る前に、軽井沢らしいところを、と鬼押出し園へ・・・
行きましたが、午後一の一番気温が高い時間です。
“暑い、ムリ!見たことあるしね”
と意見が一致し(笑)、
車でぐるっと回るだけにしました。人も少なかった気がします。
ムリはしないのが私たちの旅です。
続いて白糸の滝へ。
こちらは少し混雑していましたが、
ほんの少し待っただけで駐車できました。

日陰が多いためか、こちらは涼しかった。
目に入る滝も涼やかさを誘って、しばしほっとしました。
白糸ハイランドウェイのドライブも、目に入るのは緑、緑で癒される風景。
北軽井沢は軽井沢や旧軽井沢エリアとは少し違い、緑の中で静かで涼しい印象でした。
ANAホリデイ・インリゾート軽井沢でリゾート気分
今回のホテルはANAホリデイ・インリゾート軽井沢。

深い緑の中を進んで行った先の、
北軽井沢の大自然に包まれたリゾートホテルです。
リゾート内にはゴルフ場があり、
ホテル横にもテニスコート、パターゴルフ、ドッグランなどが充実。
屋内にもプール、温泉、サウナなどを備えたリトリートホテル。
家族連れも多く、到着したときにもテニスやパターゴルフを楽しんでいる方がたくさんいました。
ここは少し涼しくて、やっとちょっぴり避暑感。
2025年に改装オープンしたばかりだそうで、館内は清潔でキレイです。
お部屋は、浅間山ビューのベランダ付き・・ですが、せっかくの浅間山が午後の雲に隠れてしまっていました。
私たちの旅行には、あるあるです。
午前中の残像と心の目で楽しみながら、夕食時間までまったりします。
段々暮れていく周りの景色も楽しみつつ、夕食のプランを練りました。
このホテル、ビュッフェもとても美味しいと聞きましたが、朝のお楽しみに取っておくことに。
北軽井沢「レストランソニアン」で夕食
夜になり向かったのは北軽井沢の
「レストランソニアン」。
知る人ぞ知るレストランです。
ここ?という感じの道路沿いの森の中にあります。
ドアの前の「OPEN」を見てホッとして入ってみました。
店内はとてもキレイに設えられていて、カーテンも真っ白。
食事の後のテーブル席が3つ、食事中のテーブルが1つ。残りの一つに座りました。
店主兼シェフ兼サービスの方がお一人でやってらっしゃるのはウワサどおり。
かなり淡々とした接客ですが、好感は持てます(笑)。

食事もほとんど一品ずつ運ばれてきます。
私は蓼科ポークをいただきましたが、
ジンジャーの効いた味付けで、これは美味しかった。
友人のバジルのパスタも、きちんとフレッシュなバジルを刻んで作られているのかな?
とても美味しかったです。
温泉でのんびり、星空はまた「心の目」で
夜はホテルの温泉でゆっくり癒されました。
露天風呂がちょうどいい気候で長く浸かることが出来ます。
ホテルの横には星見台も用意されていたので、
星が見られれば夜の散歩?とも思っていたのですが、雲が多くて星も見えずでした。
でも周りが真っ暗なので、雲がなければ満天の星空なのでしょうね。
どうも星には縁遠い私です。
朝霧の軽井沢と朝食ブッフェ
朝、目覚めたら朝霧の世界でした。
霧の中の木立って軽井沢っぽいイメージですよね。
だんだん晴れていく中、ブッフェで朝食をしっかりいただきます。

季節柄フルーツも豊富で、スイカを山盛りに運んでいる人に目を奪われました(笑)
軽井沢絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館へ
2日目、最初に向かったのは「ムーゼの森」。

ムーゼの森には、
軽井沢絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館・軽井沢があり、
豊かな緑の中にそれぞれの施設が点在しています。
まず素敵だったのが、軽井沢絵本の森美術館を囲むピクチャレスク・ガーデン。
イングリッシュガーデンのような自然な雰囲気で、
夏の花々と緑がいっぱい。建物から建物へ歩くだけでも気持ちのいい場所です。
このとき開催されていた特別展は、
「ピーターラビット™となかまたち」夏展。
ピーターラビットはやっぱり懐かしい。
子どもの頃から知っている絵本の世界ですが、
大人になって改めて見ると、絵の美しさや細かな描写にも目がいきます。
そして私が特によかったと思ったのが、たくさんの絵本を所蔵する絵本図書館。
棚を眺めていると、子どもたちが小さかった頃に何度も読み聞かせした本も見つかりました。
「あった、あった。これ読んだなあ」
表紙を見ただけで、その頃のことまで思い出す。絵本って不思議です。
同じムーゼの森にあるエルツおもちゃ博物館・軽井沢では、
春夏展「ドイツのいろいろ人形」が開催されていました。
くるみ割り人形をはじめ、ドイツの伝統的なおもちゃが並びます。
木を使ったものや細かな細工が施されたものなど、
ひとつひとつ見ていると、その技巧のすごさにびっくり。
「子どものおもちゃ」というより、もはや工芸品。
正直、ここまで見応えがあるとは思っていませんでした。
絵本に懐かしさを感じたり、美しい庭を歩いたり、ドイツのおもちゃの精巧さに驚いたり。
大人だけで訪れても十分楽しめる、想像以上によかった場所でした。
藤田嗣治だけを展示する軽井沢安東美術館へ
続いて向かったのは、
軽井沢駅からもほど近い軽井沢安東美術館。
2022年に開館した、
藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品だけを収蔵・展示する美術館です。
藤田嗣治は1886年東京生まれ。
1913年にフランスへ渡り、パリを中心に活躍しました。
特に、独自の技法で生み出した「乳白色の下地」に描かれた裸婦や、猫、少女などの作品で知られています。
安東美術館の特徴は、藤田の初期から晩年までの作品を通して、その画業をたどることができること。
私が訪れた2026年8月6日は、生誕140周年記念企画**「ニューヨークの藤田嗣治」**が開催されていました。
この展覧会で取り上げられているのは、第二次世界大戦後の1949年3月、藤田が日本を離れてから再びパリへ渡るまでの、約10か月間のニューヨーク滞在です。
戦後の藤田にとって、ニューヨークは画家として再び歩き始める重要な場所となりました。
展覧会では、この時期の藤田に焦点を当て、その作品と足跡を紹介しています。
また、藤田が生涯愛したモチーフのひとつである「猫」の作品も見どころ。
『猫の本』に収められた20点の作品が一堂に展示されるなど、藤田が描いたさまざまな猫の姿を見ることができます。
生誕140周年記念企画「ニューヨークの藤田嗣治」
会期:2026年7月11日~2027年1月11日

私は元々好きで、画集もいくつか持っている画家です。
知らない人でも“猫の絵”とか“おかっぱで丸メガネ”といえばピンとくる人も多いと思います。
好きになったきっかけは「猫」。
好きな絵も「猫の教室」などですが、擬人化した動物の絵はどれも好きです。
有名な女性の「乳白色の肌」の美しい色も現物を目にすることができました。

それを楽しんだのはもちろんですが、
今回一番目を引いたのは戦時中に書いた(書かされた)特攻隊のポスターでした。
大きいサイズの立派な特攻隊員のポスターですが、
前に立ったら胸が痛くなるような不思議な感情になります。
こういったポスターや作戦記録画を書いたことで戦後、
「戦争協力者」とみなされ画壇を追われかけることで、自由を求めて日本を脱出したそうです。
長野上田の無言館へ行った際にも感じましたが、
直接であれ間接的であれ戦争の被害者は色々な場所に色々な形で存在するのだと思いました。
ゆっくりと絵を堪能した後は、
併設のカフェの中庭のテーブルでコーヒーとチーズケーキ(好きですねぇ)をいただきました。
友人は長野名物、お焼きを食べていましたが、それも美味しそうでした。

旧軽井沢で買い物&「ベーカリー&レストラン沢村」へ
続いて買い物と早めのディナーに旧軽へ。
軽井沢らしいお店が沢山あって、お土産にも迷ってしまいます。
腸詰屋のおじさんが商売上手で、ついたくさん買ってしまいました。
食事は「ベーカリー&レストラン沢村」で。
もう涼しくなって来ていたので外のテラス席へ。
テラスの素敵な雰囲気の中、パンだけではなくサラダと、「真田丸」という名前に惹かれてチキンのローストもいただき大満足でした。

軽井沢高原教会 サマーキャンドルナイトへ
今回の軽井沢旅行、
最後のお楽しみは軽井沢高原教会の**「軽井沢高原教会 サマーキャンドルナイト」**。
毎年夏、軽井沢高原教会の森に無数のランタンが灯されるイベントです。
かつて軽井沢を訪れた宣教師たちは、ランタンの灯りで街を照らし、人々の幸せを願ったといいます。
大正時代から歴史を重ねてきた軽井沢高原教会では、その想いを受け継いで、現在も夏の森にランタンを灯しています。
2026年のテーマは、「紡ぐ」。
過去と未来に想いを馳せ、人と人とのつながりを感じ、大切な人と交わした言葉や一緒に過ごした時間が未来へと紡がれていくように――そんな願いが込められています。
2026年は8月1日から31日まで、毎日19時30分から21時30分まで開催。
参加は無料ですが、日にちによって参加方法が異なります。
期間中の土曜日は事前抽選による予約制。それ以外の日は予約不要ですが、来場者情報の事前登録が必要です。
私たちが訪れた8月6日は木曜日だったので抽選はなく、ネットで事前登録をしておけば参加できました。
車の場合は教会へ直接向かうのではなく、サマーキャンドルナイト専用駐車場へ。
そこから軽井沢高原教会までは無料のシャトルバスが約20分間隔で運行されていて、帰りも同じようにバスで駐車場まで送ってもらえます。

森の中に一歩入ると、昼間の軽井沢とはまったく違う景色。
木々の間に小さなランタンの灯りが続き、ランタンキャンドルの森を散策することができます。
また期間中は、曜日によって礼拝や音楽の催しなども行われています。
ライトアップされた「石の教会 内村鑑三記念堂」
そして、軽井沢高原教会から歩いてすぐのところにあるのが、石の教会 内村鑑三記念堂。
石とガラスを組み合わせ、軽井沢の自然と建物が一体になるように造られた、とても印象的な教会です。
建築家ケンドリック・ケロッグによる「オーガニック建築」で、石のアーチの間から光が差し込む独特の空間になっています。
この日は夜だったので、ライトアップされた教会を見学しました。
暗闇の中に浮かび上がる石の教会は、キャンドルの灯りに包まれた軽井沢高原教会とはまた違った美しさ。
スタッフの方から、**「天井のガラスから光が入るので、ぜひ昼間にも見に来てください」**と教えていただきました。
公式サイトの写真を見ると、確かに昼間は石とガラスのアーチから陽光が降り注ぐ造りになっています。
今回は夜の姿を楽しみましたが、昼間はきっとまったく違った表情になるはず。
次に軽井沢を訪れたときには、ぜひ明るい時間にも見てみたい教会です。
美食と美術館、キャンドルナイトを楽しんだ2日間
美食と美術館、キャンドルナイトと美しいものを楽しんだ2日間でした。
が、避暑はどこへ?
実は2日めも夕方まではかなり暑かった軽井沢でした。
昔は「軽井沢」といえばお金持ちの別荘があるところ、というイメージでしたが
地球温暖化のせいなのか・・・もっと標高の高いところを目指さないといけないのかもしれませんね。
「避暑旅」はまた来年リベンジしたいと思います。
実際に訪れた旅の記録と、
JRをはじめとするおトクな旅の情報をまとめています。
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