先日、美容医療がテーマのドラマを見ました。
フェイスリフトの手術、ボトックス注射……。
いつまでも美しくありたいというのは、女性の永遠のテーマなのかもしれません。
ただ私は、年齢不相応に若く見られたいとは思っていません。
そこはグレイヘアを選択した時に超越しました(笑)。
でも、どうせ年を取るなら、ちょっとだけ若々しく、そして小綺麗に年を取っていきたい。
そんなふうには思っています。
人に見せるための美容から、自分のための美容へ
美容というと、どうしても「人からどう見られるか」という話になりがちですが、それだけでもないと思うんです。
たとえばネイル。
きれいにしたところで、毎日誰かが私の爪を見てくれるわけではありません。
でも、パソコンを打っているとき、スマホを持ったとき、ふと自分の手が目に入ったとき。
爪に好きな色が塗ってあったり、ちょっと可愛いデザインになっていたりすると、それだけで自分の気分が上がります。

また、爪に色が乗っていると、自然と手をキレイにしておこうという気持ちも働きます。
人に見せるため、誰かのための美容からは、そろそろ戦線離脱。
これからは、自分のための美容。
年齢を重ねるほど、こういう小さな「自分の気分を上げること」が大事なんじゃないかなと思うようになりました。
身体の健康はもちろん大切ですが、メンタルの健康も大切です。
健康にはセルフメディケーション、美容には?
以前、健康について「セルフメディケーション」の記事を書きました。
自分自身の健康に関心を持って、自分でできることをしていく。
だったら美容にも、そんな考え方があってもいいんじゃない?
セルフメディケーションならぬ、
「セルフビューティフィケーション」
なんて勝手に名付けています(笑)。
お金を使う美容も否定しない
最近は、美容皮膚科や美容医療もずいぶん身近になりました。
周りの人と話していても、思っていた以上に美容皮膚科に通っている人がいて、びっくりすることがあります。
シミを取ったり、脱毛したり、肌のメンテナンスをしたり。
私は、お金を使う美容を否定するつもりはまったくありません。
お金を使える人は、使えばいいと思っています。
むしろ私自身も、仕事をして収入があるうちは、自分のためにある程度お金を使ってもいいと思っています。
これから顔の医療脱毛をしておくことにも興味がありますし、シミ取りもやってみたい。
年金生活になってから何年もお金をかけ続ける美容ではなく、今のうちにやっておくことで将来のお手入れを少し楽にできるものなら、それも一つの「準備」なのではないかと思っています。
年金生活になっても「キレイ」を諦めたくない
一方で、自分でできることは、少しずつセルフに切り替えていきたいとも思っています。
なぜなら、私にもそう遠くないうちに年金生活がやってくるからです。
働いて毎月お給料が入ってくる生活と、年金を中心に暮らす生活では、やっぱりお金の使い方も変わってくるでしょう。
今は気軽に使っている美容代も、そのときには、
「毎月これはちょっと……」
となるかもしれません。
だからといって、
金の切れ目を、キレイの切れ目にはしたくない。
「お金をかけられなくなったから、美容はもうおしまい」
にはしたくないんです。
そのために、今から少しずつ「自分でできること」を増やしておきたい。
グレイヘアも、私にとってはセルフ美容のひとつ
その一つが、私がすでに始めているグレイヘアです。

白髪染めをやめるまでにはいろいろありましたが、今では頻繁に白髪染めをする必要がありません。
髪のケアも、できることは自分でする。
ちょっとしたヘアアレンジも自分でする。
ネイルも自分でする。

スキンケアも、高価なものを使い続けることだけを前提にせず、自分に合ったものを探していく。
そんな**「自分でできる美容」**を、これからもっと増やしていきたいと思っています。
「金の切れ目」だけじゃない。「環境の切れ目」もある
でも、最近もう一つ思うようになりました。
切れる可能性があるのは、実は「お金」だけではないんですよね。
この年齢になれば、病気やケガで入院することだってあるかもしれません。
ずいぶん前になりますが、私は股関節の手術で4か月入院したことがあります。
若い頃から白髪が多かった私。
入院して1か月もすると、髪の根元にはびっしり白髪が……。
そして手術後、車椅子に乗れるようになると、友人たちがこぞってお見舞いに来る!
結局、外出許可を取って、無理してヘアカラーに行きました。
若かったなー(笑)。
今思えば、そこまでしなくても……と思いますが、当時の私にはそれだけ白髪が気になっていたんでしょうね。
お金があっても、プロに頼れないことはある
また、災害が起きて避難生活を余儀なくされることだって、絶対にないとは言えません。
そして私たちは、つい数年前にコロナ禍を経験しました。
お金があっても、お店そのものが営業していない。
美容院へ行きたくても行けない。
そんなことが本当に起こりました。
実は私がグレイヘアにしようと思った理由の一つにも、災害で避難生活を送る人たちを見たことがありました。
もちろん避難生活になれば、美容どころではないでしょう。
まずは安全に暮らすこと、健康を守ることが最優先です。
それでも、その生活が長くなったとき。
いつもの美容院へ行かなければ保てない髪。
サロンへ行かなければ維持できないもの。
そんなものばかりだったら、どうだろう?
そう考えたことがあります。
だから私は、
金の切れ目を、キレイの切れ目にしたくない。
そして同じように、
環境の切れ目も、キレイの切れ目にしたくない。
と思っています。
目指すのは「何もしなくても、いつもの自分」
理想を言えば、2週間くらい入院しても。
もし1か月くらい避難生活をすることになっても。
何もしなくても、いつもの自分でいられる。
あるいは、ほんの少し自分で手をかければ、自分なりに整えられる。
そんな「キレイの下地」を、元気で、まだ仕事をしている今のうちにつくっておきたい。
それが、今の私が考えているセルフ美容です。
私のセルフ美容の極意①「せっかちを発動しない」
もちろん、セルフで何でもプロと同じようにできるわけではありません。
そこで私には、セルフで何かをするときの極意が二つあります(笑)。
一つ目は、
「せっかちを発動しない」こと。
私はもともとせっかちなところがあるので、これが案外難しい(笑)。
ネイルをしていても、
「もう大丈夫だろう」
と次へ進んでしまったり、早く完成させたくなったり。
シャンプーだって、しっかり泡立てる前に洗い始めてしまったり。
セルフで何かをするときこそ、焦らない。
待つところは待つ。
これ、大事です。
私のセルフ美容の極意②「7割で御の字」
そしてもう一つ。
こちらはグレイヘアの記事でも書いたことがあります。
100%の仕上がりを求めない。7割で御の字。
プロではないのですから、プロと同じ仕上がりにならなくて当たり前です。
セルフネイルだって、よーく見ればムラがあるかもしれない。
シールを使ってごまかしているところもあります(笑)。
電車ですれ違ったネイリストさんが、たまたま私の爪を見て、
「えっ……」
と思ったとしても、
私の人生には何の問題もありません(笑)。
自分で見て、
「うん、なかなか可愛い」
と思えれば、それで十分。
7割できれば御の字です。
お金にも環境にも左右されすぎない美容を
お金を使えるときには使う。
プロにお願いしたいところはお願いする。
将来のために今やっておいた方がいいことには、今のうちにお金を使う。
でも同時に、お金や環境が変わっても続けられることを、自分の中に少しずつ増やしていく。
健康にはセルフメディケーション。
そして美容には、私なりの**「セルフビューティフィケーション」**。
年を取ることは止められません。
だったら、年齢相応でいい。
でも、ちょっとだけ若々しく、小綺麗に。
そして何より、自分自身が気分よくいられるように。
金の切れ目も、環境の切れ目も、キレイの切れ目にはしない。
そんな60代の美容を、これから少しずつ楽しみながら身につけていきたいと思っています。
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