軽やかに旅しよう|初夏の京都へ①|百名店ランチと貴船の川床で味わう京都の夏

【2023年 夏】

京都には何度も足を運んでいますが、
季節が変わるたびに違う魅力を見せてくれる街です。

今回は、ずっと体験してみたかった

貴船の川床が一番の目的。

さらに、食べログ百名店に選ばれたレストランでのランチや、

京都らしい老舗、お気に入りの神社巡り、
緑に囲まれたホテルでのんびり過ごす時間など、

「京都らしさ」をたっぷり味わう二日間になりました。

東京駅から新幹線で京都へ。

駅でレンタカーを借り、初夏の京都旅が始まります。

食べログ百名店「ORTO」で旅のスタート

京都に着いて最初に向かったのは、
以前から行ってみたかったORTO

食べログ百名店にも選ばれている人気レストランです。

建物は京都らしい町並みに溶け込んでいて
思わず通り過ぎてしまいそうな落ち着いた佇まいでした。

一歩店内へ入ると、また素敵なレトロ感で
静かで洗練された空間が広がります。

この日いただいたのは季節のコース料理。

旬の京野菜をふんだんに使い、
イタリアンをベースにしながらも和の要素を取り入れた一皿一皿は、

まるで作品のような美しさでした。

お皿も素晴らしく、そこに趣向を凝らした盛り付けで
料理が運ばれてくるたびにワクワクし、目でも舌でも楽しめる時間。

旅の始まりにぴったりの贅沢なランチになりました。

松栄堂本店で京都の香りを持ち帰る

ランチのあとは、京都の老舗
お香専門店松栄堂本店へ。

京都へ来ると、お土産はお菓子だけではなく、
お香を買うのも楽しみの一つです。

店内へ入ると、ふんわり漂う上品な香り。

それだけで気持ちが落ち着き、「京都に来たなぁ」と感じます。

季節限定の香りや普段使いしやすいものまで種類も豊富。

自宅へ帰ってからお香を焚くたびに、
この京都旅を思い出せるのも嬉しいところです。

写真は自宅用のお香と
主人の仏壇用の蓮の香り袋

小さい私用の香り袋は未だに
マスクケース用に使用中です。

晴明神社で旅の安全を願う

続いて立ち寄ったのは晴明神社

平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る神社で、
魔除けの印として知られる五芒星が境内のあちこちに見られます。

鳥居や提灯、社紋など、探してみると至るところに五芒星。

映画やドラマの影響もあり、京都のパワースポットとしても人気があります。

そして、せっかくなのでおみくじも。

なんと引いたのは第一番・大吉

しかも、おみくじまで五芒星の形。

旅の始まりにこれ以上ない縁起の良さで、思わず笑顔になってしまいました。

緑に包まれるホテルハーヴェスト京都鷹峯

この日の宿は友人のご厚意で

ホテルハーヴェスト京都鷹峯に泊まれることに。

市街地から少し離れた洛北エリアにあり、とても静かな環境です。

窓いっぱいに広がる緑を眺めていると、
京都市内にいることを忘れてしまうほど。

観光地を巡る京都も楽しいですが、

こうしてホテルでゆっくり過ごす時間も大人旅ならではの楽しみです。

館内は落ち着いた雰囲気で、温泉もあり、
一日の疲れをゆっくり癒すことができました。

京都の夏の風物詩・貴船神社へ

夕方は、タクシーで京都の奥座敷とも呼ばれる

貴船神社へ向かいました。

市街地より少し標高が高いため、
車を降りると空気がひんやりとしていて、川のせせらぎが心地よく響きます。

貴船神社は全国に約500社ある貴船神社の総本宮で、

水の神様を祀る由緒ある神社です。

また、縁結びの神様としても知られ、多くの参拝客が訪れます。

夏は青もみじが参道を覆い、
京都市内とは思えないほど涼やかな雰囲気。

石段の両脇に並ぶ朱色の灯籠も印象的で、
季節ごとに違った美しさを見せてくれる人気のスポットです。

境内には大きな茅の輪も設けられていました。

半年間のけがれを祓い、
無病息災を願う「茅の輪くぐり」は、この時期ならではの風景。

私も旅の安全を願いながら、ゆっくりと輪をくぐりました。

この日は夕方から夜へと移り変わる時間帯で、
少しずつ灯りがともり始め、

幻想的な景色も楽しむことができました。

憧れだった川床で京都の夏を味わう

今回一番楽しみにしていたのが川床です。

貴船川の上に組まれた床席で、
川のすぐ真上に座って食事をいただく、京都の夏ならではの風習。

エアコンでは味わえない天然の涼しさに驚きました。

足元を流れる清流の音。

山から吹き抜ける風。

夕暮れから少しずつ灯りがともり、
昼間とはまったく違う幻想的な雰囲気へ変わっていきます。

「京都の夏は暑い」というイメージがありますが、貴船だけは別世界でした。

夏の京都といえば鱧

この日の料理の主役は、もちろん鱧(はも)

京都では夏の代表的な味覚として親しまれています。

鱧は骨が非常に多い魚ですが、
「骨切り」という熟練の技術によって、ふわっと柔らかな食感になります。

この日は湯引きした鱧が大皿にずらり。

好きなだけいただけるという贅沢な内容でした。

梅肉やすだちでいただくと、上品でさっぱりとした味わい。

さらに、お造り、天ぷらなど季節感あふれる料理が続き、

京都らしい夏の味覚を存分に楽しむことができました。

水音に癒やされる、忘れられない夜

食事を終える頃には、辺りはすっかり夜。

ライトアップされた川床と清流が幻想的に浮かび上がります。

昼間とはまったく違う表情を見せる景色を眺めながら、

「また京都の夏に来たいな」と自然に思いました。

観光だけでは味わえない、京都ならではの特別な時間。

今回の旅の中でも、特に印象に残るひとときになりました。


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