軽やかに旅しよう|冬の道東・流氷女子旅②SL冬の湿原号に乗って、白銀の釧路湿原へ

【冬の道東・流氷女子旅】
①“流氷を見る”夢をかなえに行くまで
②SL冬の湿原号に乗って、白銀の釧路湿原へ ←この記事


いよいよ出発日。

さすがに“冬の北海道仕様”の格好では
関東は厳しいので、

ダウンコートだけは空気を抜いてバッグに入れて出発しました。

空港から、もうワクワクが止まりません。

初めての釧路空港へ

行き先は釧路空港。

何回か北海道には行ったことがありますが、
毎回新千歳着だったので、
釧路空港に降りるのは初めてなんです。

早めに着きたい人とギリギリの人がいるので
友人たちとは搭乗口で待ち合わせ。

いつものように向かったのですが、

「あれ?搭乗口が遠い」

しかも、
搭乗口から直接乗るスタイルではなく、
バス移動とは意外でした。

そんなこんなで、結構ギリギリに機内へ。

釧路便ってちょっとマイナーだからかな?
気をつけなくちゃいけませんね。

羽田発7:45 → 釧路着9:20 の飛行機は、
遅れることなく無事到着しました。

初めての釧路空港へ

初めての釧路空港。

今は「たんちょう釧路空港」
という愛称なんですね。

釧路空港から阿寒湖温泉までは、
阿寒エアポートライナー(ツアーパックの直行に近いバス)に乗ることができます。

……が。

私たちには、まず大きな目的がありました。

まずは釧路駅へ

空港から外へ出ると、

寒い!
白い!

慌ててバッグからダウンコートを引っ張り出して着込みます。

エアポートバスで30分ほどで釧路駅へ到着。

バス料金は950円でした。

荷物はコインロッカーへ預けることができました。

1日めのメインイベント「SL冬の湿原号」に乗る!

さて、いよいよ1日め最大のお楽しみ。

11:05発「SL冬の湿原号」に乗ります。

今回どうしても乗りたかった列車が、

この「SL冬の湿原号」。

釧路~標茶間を走る、冬限定のSL列車です。

白い雪原の中を、
黒い蒸気機関車が煙を上げながら走る姿は、

まさに“冬の北海道”そのもの。

車窓からは、広大な釧路湿原の景色が広がります。

タイミングが良ければ、
タンチョウやエゾシカなど、

北海道らしい動物が見られることも。

普通の観光列車とは違う、どこか懐かしく、

ゆっくりした空気が流れていました。

景色を楽しむ「タンチョウシート」

今回私たちが取ったのは、
窓に向かって座るタイプの「タンチョウシート」。

景色をしっかり楽しめるように、
座席が横並びではなく、車窓向きに配置されています。

友達と向かい合っておしゃべりするというより、

“冬の景色をゆっくり眺めるための席”

という感じ。

JR北海道は東日本エリアなので発売日に
「えきねっと」で予約。

頑張って押さえた席です。

雪原や湿原を眺めながら、
ぼーっと過ごす時間がとても贅沢でした。

ストーブ車両も素敵

車内には、だるまストーブが置かれた「ストーブ車両」もあります。

昔ながらの列車旅の雰囲気が残っていて、これがまた素敵。

ストーブの上でスルメを焼いている方もいて、車内には香ばしい香りが漂います。

“観光列車”というより、

「冬の旅そのものを楽しむ列車」

という感じでした。

もちろん、写真撮影も大人気。

SLの煙、雪景色、レトロな車内――
どこを切り取っても絵になります。

乗ること自体が目的になる、そんな列車でした。

圧巻だった冬の釧路湿原

車窓には、真っ白な湿原、林、釧路川。

遠くには阿寒連峰。

見えるのは、ほとんど自然だけです。

エゾシカはたくさん。

時々キタキツネ。

茅沼駅では、タンチョウ鶴もたくさん見ることができました。

ワシも飛んでいます。

とにかく圧巻の景色。

いつまで見ていても飽きません。

約1時間35分で、終点の標茶(しべちゃ)駅へ到着しました。

また同じ線路を戻ります(笑)

ここから、同じルートを在来線に乗って戻ります。

(乗り鉄じゃない方は、「は?」と思われるでしょうね(笑))

しかも、標茶駅での乗り換え時間はわずか5分。

私のワガママでごめんねー!と友人に謝りながら、反対ホームへ急いで移動します。

乗ったのは「しれとこ摩周号」。

名前は立派ですが、普通のJR車両の2両編成。

かわいい(笑)。

また同じ線路を戻りますが、今度は1時間弱で釧路へ到着です。

乗り鉄、大満足。

釧路には13:40頃に到着しました。

ちなみに、

・SL冬の湿原号 → 指定席込みで約3,000円
・帰りの在来線 → 約1,400円

でした。

阿寒湖温泉へ向かいます

ここから阿寒湖温泉へは、路線バスで向かいます。

少し時間があったのですが、
一緒に行った友人のお友達が釧路在住とのことで、会いに来てくれたんです。

しかも車だからと、市内をぐるっと案内していただけました。

お友達のお友達、ありがとうー!

さて、いよいよ阿寒湖温泉へ。

ツアーについていたエアポートライナーチケットで、釧路空港からの区間は利用可能。

なので、釧路駅~空港分の950円だけ支払います。
(※因みにICカードは使えないので現金をが必要。)

約2時間20分。

窓の外は、雪また雪。

そんな景色の中を走り、阿寒湖温泉へ到着しました。

ニュー阿寒ホテルへ宿泊

この日の宿は、阿寒湖温泉にある
ニュー阿寒ホテル

阿寒湖のほとりに建つ、大きな温泉ホテルです。

冬の阿寒湖は、湖が完全に凍結した白い世界。

到着した時は、

「本当に湖なの?」

と思うくらい、一面が雪原のようになっていました。

湖面が見えないほど真っ白で、北海道らしいスケール感があります。

※凍っている阿寒湖

凍った湖の上で遊ぶ!

驚いたのは、凍った湖の上で色々なアクティビティが行われていること。

湖の上に特設会場のようなものが作られていて、

・スノーモービル
・バナナボート
・四輪バギー
・ワカサギ釣り
・氷上散歩

など、まるで雪のテーマパークのようでした。

「湖の上を歩いている」

という感覚が、
関東ではなかなか味わえません。

しかも、氷の厚さはかなりあるそうで、
車が走れるほど。

最初は少し怖い気もしましたが、
現地では普通の冬の風景のようでした。

夜の阿寒湖は幻想的

夜になると、
雪と氷に囲まれた阿寒湖はとても静か。

空気も澄んでいて、
昼間とはまた違う幻想的な雰囲気になります。

寒いのですが、
その寒さ込みで“北海道の冬”を感じる場所でした。

ホテルの部屋や温泉から、
凍った阿寒湖を眺められるのも大きな魅力。

「冬の北海道に来たんだな」

と実感できる景色でした。

ホテルで少しゆっくりして夕食へ。

レストランからは阿寒湖がよく見えます。

ラッキーなことに、ちょうど凍った湖上からの

花火の打ち上げもあり、とても綺麗でした。

夜はアイヌコタンへ

夕食前に温泉へ入らなかったのには理由があります。

夜はホテルから送迎バスがあり、
阿寒湖アイヌコタンへ行きました。

阿寒湖温泉には、
日本でも有名なアイヌ文化の集落「アイヌコタン」があります。

木彫りのお店や工芸品のお店が並び、
昼間とはまた違った雰囲気。

雪景色の中に灯りがともっていて、とても幻想的でした。

阿寒ユーカラ「ロストカムイ」を鑑賞

今回観たのは、阿寒ユーカラ「ロストカムイ」。

アイヌの世界観をベースにした舞台で、
伝統的な古式舞踊だけではなく、

音楽や映像演出も取り入れた、
かなり迫力のある作品でした。

正直、“観光向けのショー”くらいの気持ちで行ったのですが、

いい意味で予想を裏切られました。

太鼓やリズム、独特の歌声。

炎や光の演出もとても印象的で、

「これは一度観る価値がある」

と思える内容でした。

会場では、
人気作品『ゴールデンカムイ』との
コラボ展示や関連企画も行われていたと思います。

『ゴールデンカムイ』をきっかけに、
アイヌ文化に興味を持った方には、
かなり楽しめる場所かもしれません。

もちろん作品を知らなくても、

・アイヌ文様
・木彫り
・民族衣装
・伝統舞踊

などに触れることができ、
北海道らしい文化を感じられる貴重な場所でした。

“景色を見る旅”だけではなく、
その土地の文化に少し触れられる旅になったのも、とても良かったと思います。

大満足の1日め終了

宿に戻ってから温泉を楽しみ、大満足のうちに1日め終了です。


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