軽やかに旅しよう|冬の道東・流氷女子旅③摩周湖・流氷クルーズ、知床へ

【冬の道東・流氷女子旅】
①“流氷を見る”夢をかなえに行くまで
②SL冬の湿原号に乗って、白銀の釧路湿原へ
③摩周湖・流氷クルーズ、知床へ ←この記事


朝はすっきりと目覚めました。

ホテルの窓から見えるのは、
凍った阿寒湖。

遠くには山並みが見えますが、
視界いっぱいに広がるのは真っ白な世界です。

よく晴れていて、このあたりにしては暖かい日だそう。

凍った湖の上を歩く

出発前に、阿寒湖まで降りて恐る恐る(笑)
凍った湖の上を歩いてみました。

駐車場まで作られていて、
イベント会場のようなものまで設営されています。

でもその場所、全部“湖の上”。

なんだか不思議な感覚でした。

ひがし北海道エクスプレスバス4号で知床へ

2日めは、ツアーに含まれていた
「ひがし北海道エクスプレスバス4号」で移動しました。

釧路から阿寒湖温泉を経由し
知床ウトロ温泉まで、
道東の絶景スポットを巡りながら移動する観光バスです。

しかも、バスガイドさん付き。

冬道を自分で運転しなくても、

・摩周湖
・美幌峠
・流氷クルーズ
・オホーツク海

などを効率よく回れるので、
冬の北海道初心者にはかなりありがたいプランでした。

釧路から走ってきているバスですが、
私たちが乗るのは阿寒湖から。

ここから知床まで、
かなりの距離を1日かけて移動していきます。

北海道の道は広くて、“雪がなければ運転してみたい”

と思いました。

ガイドさんからは、
北海道開拓の話なども聞くことができました。

北海道が「蝦夷地」から「北海道」と
呼ばれるようになったのは1869年(明治2年)。

まだ160年ほどしか経っていないんですよね。

雪の中で開拓されていった
歴史を聞きながら走ると、
この広大な景色の見え方も少し変わってきます。

こういう話を聞けるのも、観光バスの魅力だなと思いました。

ちなみにこのバスは、色々なルートがあって
個人でも予約可能なので、便利に使うのもいいと思います。

摩周ブルーに感動|冬の摩周湖

まず向かったのは、摩周湖。

摩周湖は、北海道東部にあるカルデラ湖です。

「摩周ブルー」と呼ばれる
深い青色の湖面が有名で、

日本でも特に透明度の高い湖のひとつ。

周囲を山に囲まれていて、
静かで神秘的な雰囲気があります。

道の駅摩周温泉に立ち寄ったあと、
摩周湖第一展望台へ向かいました。

摩周ブルー、
冬の景色は想像以上でした。

冬でも凍らない年があるのは、
水深がとても深いからだそう。

湖の色は吸い込まれそうな深い青。

その青と真っ白な雪景色のコントラストが、本当に美しいんです。

しかも空気が澄んでいるので、
景色がものすごくクリア。

まさに

“静かな絶景”

という感じでした。

冬だからこその神秘的な雰囲気があります。

景色を眺めながらいただいた名物
「摩周湖ソフト」も、とても美味しかったです。

寒いのに食べたくなるの、不思議ですよね(笑)。

美幌峠から見た屈斜路湖の大パノラマ

続いて立ち寄ったのは、美幌峠。

ここがまた素晴らしかったです。

美幌峠は、
北海道でも有名な絶景スポットのひとつ。

展望台からは、
日本最大級のカルデラ湖「屈斜路湖」を一望できます。

眼下に広がる屈斜路湖は、とにかく大きい。

広大すぎて、スケール感がおかしくなるくらいです。

北海道って、

「広い」

じゃなくて、

“果てしない”

んですよね。

冬は周囲の山々や雪景色も加わって、
北海道らしい雄大な風景を楽しむことができました。

風はかなり冷たかったのですが、
それでも外に出たくなる景色でした。

どこまでも続く雪景色

ここから網走までは少し長めの移動。

でも車窓はずっと、

白、白、山の黒、また白。

景色自体は大きく変わらないのですが、
その“変わらなさ”が逆に癒されます。

雪景色の中にずっと続く足跡は、ほとんどが動物のもの。

エゾシカは本当にたくさんいます。

“そこらじゅう”

と言っても大げさではないくらい。

途中、女満別空港で降りる方がいたり、
メルヘンの丘を車窓から眺めたりしながら、
いよいよ網走へ向かいます。

念願の流氷クルーズへ

網走に到着。

おーろらターミナルから、
流氷観光砕氷船「おーろら」に乗船します。

これが今回の旅の大きな目的のひとつ。

流氷は、その年、その日によって
どこにどのくらい来るかが違うそうです。

この日は「まだ少なめ」との説明。

確かに、乗船場から見える範囲には、そこまで多くないように見えました。

でも――

沖へ向かうと、ありました。

海一面、とまではいきませんでしたが、
海に広がる白い氷。

かなり大きな流氷もあります。

鳥が休んでいる氷も見えました。

自然のスケールが、本当にすごい。

砕氷船は、大きな氷があると砕きながら進んでいきます。

※右下は船の付属品の一部です。

ゴゴゴゴ……

という音と振動。

※“これから氷の上に乗る”というアナウンスも流れます。

流氷の間を進んでいく感覚は、本当に特別でした。

風が強かったので、
フードとネックウォーマーで完全防備。

かなり寒いのですが、
気持ちがそれどころではなくて、
ずっと甲板で氷を眺めていました。

そして印象的だったのが、夕方の光。

夕日に染まる流氷が、本当に綺麗なんです。

ただ白いだけではなく、
オレンジやピンクっぽく見える瞬間もあって、とても幻想的でした。

「死ぬまでに一度は見たい景色」

と思っていた理由が、
少しわかった気がします。

長い間の念願が叶い、本当に幸せでした。

知床ウトロ温泉へ

その後は一路、知床へ。

海岸線を走りながら、
夕日が落ちて、だんだん暗くなっていきます。

それでも車窓は、
ずっと白、白。

本当に果てしない景色です。

暗いのに、知床に近づくにつれて
雪がさらに深くなっていくのがわかる感じでした。

この日の宿は、ウトロ温泉の
「知床第一ホテル」。

大きなホテルですが、知床観光の拠点として便利な場所です。

冬の知床は、道路も景色も完全に雪の世界。

ここまで来ると、

「本当に北の果てまで来たんだな」

という気持ちになります。

ホテルの大浴場の温泉も素晴らしく、
ゆっくり温まることができました。

翌日は最終日。

「流氷物語」に乗って、網走まで向かいます。


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